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創薬・臨床薬学研究から命と向き合う医療人をめざす 薬学部

薬学部長メッセージ

薬学部長 加藤 博章

学部長のメッセージ

新型コロナウイルスの感染拡大によって、薬に対する関心と期待が高まっています。ようやくワクチン接種が始まり安堵感も出てきました。実は、ファイザー社やモデルナ社が用いたメッセンジャーRNAを基礎としたワクチン技術は、40年ほど前からの科学研究の成果なのです。薬学とは、物理と化学を利用して生物(生命)の疑問を解き明かし、医薬品による治療へ応用するための基礎を築く学問です。京大薬学では、すでに判明済みの薬学を教えるだけでなく、学生と科学者である教員が一緒になって未解明の問いに挑み、実験研究によって新たな発見をして薬学を発展させることを重視しています。薬になるものは化合物とは限りません。光やナノマシンといった空想の薬が薬学研究の発展によって実現できるかもしれません。
科学研究者になるには、知的好奇心という旺盛な興味を持つことが不可欠です。ただし、SF (science fiction)のような空想ではなく、真の科学を実行するにはCritical thinkingとか「判的思考力」と呼ばれている「健全な猜疑心」も必要です。
そのためには、単に問題の答えを暗記するのではなく、答えに至る過程の理解を重視し、それを批判的に検討することが求められます。さらに、最後まで諦めずにやり抜く力(grit)も必要です。
科学が大好きで疑問の答えを見出したいという強い意志を持ち好奇心旺盛な諸君、京大薬学で、一緒に生命の謎を解き明かし、新たな薬物治療の実現を目指して、高度な学問と実験研究に明け暮れるexcitingな大学生活を送りませんか。

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